輿石東参議院議員会長は、8日午後国会内で記者会見を行ない、小沢代表の代表続投表明を受けて、今後の党運営ならびに国会運営について考えを語った。
まず輿石会長は、小沢代表の昨日7日の代表続投表明について、「国民の皆様にも大変なご心配とご迷惑とおかけしたと思うが、私自身はホッとした気持ちであり、民主党もこれで、新たな気持ちで再スタートを切れる。党内の結束はより強固なものになったと確信している」と、現在の心境を述べた。
続いて、今後の党運営について、「昨日の代表の想いを我々がしっかりと受け止め、一心同体で党運営を行なうことの責任の重さを実感している」と胸中を語った。さらに「国民のみなさんに名実ともに新たなスタートが切れたと理解が得られるように、数ある議員立法を成立させて、次の衆議院選挙で政権交代に向けて全力を尽くすことを再確認した」と新たな決意を表した。
また輿石参院会長は、会期延長が予想される中での新テロ対策特措法案の対応について、「我々は衆議院での審議以上にしっかりとやっていく必要がある」とした上で、与党が再議決を行なった場合は国民の理解が得られないと厳しく指摘した。
最後に輿石参院会長は参議院での首相に対する問責決議案の提出について「今の時点で申し上げることではない」との考えを示した。
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