民主党『次の内閣』ネクスト環境大臣 岡崎トミ子
環境健康被害対策小委員長 末松 義規
水俣病対策作業チーム座長 松野 信夫
今回、チッソが与党の新救済策を拒否したのは、与党案が被害者その他関係者の意向を十分に踏まえないまま拙速に強行策定した結果であり、チッソの拒否は十分に予想されるところであった。
与党案は、拙速かつ合理性も欠いたものであり、また何よりも被害の実態に見合わないものである。そのため、被害者団体も真っ二つに分かれてしまい、むしろ水俣地域に分断を持ち込むものである。
民主党は、水俣病対策等について、環境健康被害対策小委員会を環境部門に設置して、2007年5月に「環境健康被害者救済基本法案」を衆議院に提出した。さらに、「水俣病に係る被害の救済に関する特別措置法案」等の検討を進めており、今後も被害者その他の関係者の意向も十分に踏まえた救済策を策定していく。
以 上
|