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2007/11/15
新テロ特措法案審議より防衛省疑惑解明が先 輿石参院議員会長
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 輿石東参議院議員会長は15日午後、参議院外交防衛委員会における守屋前防衛事務次官への証人喚問後に国会内で会見した。

 「衆議院の証人喚問で不明瞭だった点が一点だけはっきりした」と述べた輿石会長は、宮崎・山田洋行元専務から接待を受けた際、宴席に久間元防衛大臣と額賀財務大臣が同席していたことを守屋前次官が明言したことを重要視した。久間元防衛相、額賀財務相に関して、「少なくともお二人の名前が正式に明らかになったわけだから、説明責任がある」と述べ、自らの考えに基づき説明責任を果たすべきだと指摘した。

 また、証人喚問における疑惑解明について「十分だとは言えない」と述べ、重ねて追及していく必要性を示唆。

 さらに、インド洋での海上自衛隊の給油活動を再開させるための新テロ対策特別措置法案について与党が19日の審議入りを求めている点については、そもそも民主党が提出しているイラク特措法廃止法案を先行審議すべきであるとの認識を改めて示すとともに、防衛省の疑惑解明が不可欠で、「これ(審議入り)に応える環境にはない」と厳しい口調で表明した。

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