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2007/11/27
山田洋行水増し請求解明へ 見積書の真偽確認文書を海外メーカーへ送付
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 『次の内閣』ネクスト防衛大臣で参議院外交防衛委員会理事の浅尾慶一郎参議院議員は27日、国会内で会見した。会見にはネクスト外務副大臣で同委員会理事の犬塚直史、同委員会委員の牧山ひろえ両参議院議員が同席した。

 浅尾議員は、同日の参議院外交防衛委員会において、牧山議員が提案し、防衛専門商社「山田洋行」の水増し請求問題の解明に向け、防衛省に対する山田洋行の請求額の裏付けとなった海外メーカーの見積書に関して、その真偽を各海外メーカーに問い合わせる、同委員会委員長名の確認文書を送付する見通しになったことを明らかにした。

 「水増しと報道されているが、実質は偽造と判断している」と浅尾議員は指摘、石破防衛大臣自身も本日の同委員会で「犯罪だ」と発言した点にも言及し、犯罪が山田洋行だけではなく、業界ぐるみであったかどうかという点も含め、調査を行っていく考えを示した。

 また、海外メーカーが作成したとして山田洋行が防衛省に示した見積書には、レターヘッドやサイン等も偽造と疑われるものが数多くあること、その真偽を防衛省で調査することになっているが、なかなか明らかになっていないこと――なども浅尾議員は改めて指摘。委員長名で問い合わせる調査によって、疑惑を迅速に解明していく考えを強調した。

 海外メーカーに送付する問い合わせ文書は下記の通り。山田洋行の取引先を中心に文書を送付し、2週間(10営業日)以内での回答を求めている。

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