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2002/02/21
4野党、予算組み替え要求を共同で提出
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 21日、野党4党(民主、自由、共産、社民)の政策責任者は、国会内で塩川財務相に来年度予算の組み替え要求を手渡した。組み替え要求は、「現下の厳しい経済・雇用状況を深刻に受け止め、景気回復を実現し、国民の安心を高める」ことを目指したもの。

 組み替えは政府案の歳出規模を維持しながら、公共事業や行政経費、特殊法人向け歳出の削減などを合わせて1兆4500億円減額し、替わりに雇用対策(5100億円)や社会保障(3500億円)、教育(1400億円)、BSE対策(2300億円)、中小企業対策(1200億円)、農業対策(300億円)、環境対策や交通対策など(700億円)に振り向ける内容になっている。

 野党4党の政策責任者は、組み替え要求の提出後に共同で会見。その中で岡田政調会長は「組み替え要求に対し、2月25日までに回答するよう財務相に申し入れた。財務相は『真摯に検討する』と答えた」と明らかにした。

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