トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/12/07
鳥獣被害に関する民主党の考え方を明らかに 筒井ネクスト農林水産大臣ら
記事を印刷する



 筒井信隆『次の内閣』ネクスト農林水産大臣と岡崎トミ子ネクスト環境大臣は6日、農林水産省の記者クラブで記者会見を行い、与党議員立法「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律案」に対する民主党の考え方を明らかにした。

 筒井ネクスト農水大臣は「農作物などの被害防止には『捕獲・駆除』と『森林・里山の生態系維持・再生』の両方が必要だ。『捕獲・駆除』の一方通行では効果は期待できない」などと課題を指摘。岡崎ネクスト大臣は「民主党にとって、鳥獣による農作物被害防止は喫緊の最重要課題」と位置づけ、精力的に取り組む意気込みを述べた。

 民主党の鳥獣被害防止に対する考え方の主なポイントは、(1)鳥獣の生息環境再生による鳥獣害防止対策の実施、(2)ヒトと鳥獣との棲み分けを維持する施策の推進、(3)生息状況の把握のための鳥獣保護法改正、(4)広域的な被害防止計画の策定など。

 また、筒井ネクスト農水大臣は「ある与党議員が、民主党は与党の鳥獣被害対策を妨害していると流布している。我々はこの問題に真剣に取り組んでいる」と述べ、与党に対して紳士的に修正協議に応じるように求めた。

 会見には村井宗明衆議院議員、舟山康江参議院議員らも同席した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.