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2007/12/11
公明党元議員、経団連会長らの参考人招致を 常幹で方針確認
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 民主党は11日の常任幹事会で、公明党の不透明な政治資金問題を明らかにした福本潤一・元同党参議院議員と、キヤノンの工場建設をめぐる巨額の手数料問題で関係が指摘されている御手洗冨士夫・同社会長(経団連会長)をはじめとする経済財政諮問会議民間委員を、参院予算委員会などに参考人として招致する方針を確認した。民主党はすでに、先週の同委員会理事懇談会で福本氏らの参考人招致を要求しているが、12日の同理事懇で自民、公明両党の回答を見たうえで、招致要求を強める構えだ。

 福本氏は6月に記者会見して、公明党の参議院議員は当選したら600万円、衆議院議員は300万円をそれぞれ同党本部に上納したことを明らかにしており、民主党の石井一副代表が10月16日の参院予算委員会で福本氏の参考人招致を求めていた。また御手洗氏については、キヤノンの工場や研究施設の建設をめぐって、同氏の知人が経営する大分市のコンサルタント会社が、工事を受注した大手ゼネコンの鹿島から億単位の手数料を受取っていた。

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