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2007/12/11
公約を果たせない舛添厚労相の責任をしっかり追及する  平田参議院幹事長
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 平田健二参議院幹事長は11日午後、国会内で記者会見を行い、消えた年金問題、新テロ特措法案(給油新法)の対応や福本元参議院議員の参考人招致など終盤国会の対応について語った。

 冒頭平田参議院幹事長は、「消えた年金」の5000万件のうち、一部(2000万件)の名寄せができないことを厚生労働省が明らかにしたと報じられたことについて触れ、「舛添厚労相は最後の一人まで名寄せを行なうことを国民の皆さんに約束していた。公約を果たせない舛添厚労相は国民の年金に対する不安を益々増大させてしまった。誠に遺憾である」と厳しい口調で非難した。さらに「できもしないことをできるように約束した舛添厚労相と厚生労働省の責任をしっかりと追及していく」と述べた。

 続いて平田参議院幹事長は、参議院予算委員会での福本元参議院議員ときキヤノンの御手洗冨士夫会長を含む経済財政諮問会議の民間人メンバー4人に対する参考人招致要求について、「マスコミの報道によると御手洗氏について、非常に不明瞭な、まさに『政治とカネ』の疑惑が浮上してきた。必ず参考人招致をして真相を解明しなければならない」と語った。

 また平田参議院幹事長は、臨時国会の会期延長について、「今国会も残すところ残り4日となった。我々は会期延長に対して基本的に反対である」とし、新テロ特措法案の採決は行なわれないとの見通しを示した上で、「仮に会期延長した場合でも、防衛省の問題がしっかりと解明されない場合は採決までたどり着けない。同時に与党や防衛省は我々の要求する資料を提出し、議論を前進させるべきである」と未だに疑惑を明らかにしない与党の隠蔽体質が国会審議の停滞を招いているとの見方を示した。

 最後に、平田参議院幹事長は民主党の議員立法であるアフガニスタン人道復興支援法案の取り扱いについて与党の国会対応を見極めて、提出の時期を図る考えを示した。

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