鳩山由紀夫幹事長は13日午後、党国民運動委員会主催「国会探検隊」の終了式に出席、参加者の皆さんに「政治は生活である」と常に主張し、国民の皆さんのための政治を行うと挨拶した。
「国会探検隊」は、国会および党本部を見学する機会を市民の皆さんに提供し、党への理解を深めていただくことを目的としており、同日、第1回目が実現。遠く滋賀県から来られた方も含めた参加者が約3時間の見学に臨んだ。
終了式で、鳩山幹事長は「今日は本会議が開かれていないので、あまり国会に探検すべきものが見つからなかったのではないか。どこかに『埋蔵金』があると言われているが」と述べて参加者を和ませた後、民主党は行政のムダづかいを減らすべく努力していると表明した。
また「湯たんぽ」の売り上げ増を例にあげて、ガソリン代の高騰による「このままでは冬が越せない」という危機感の中で出てきた生活の知恵だと分析。原油高騰による物価上昇でお困りの方がいることにも言及し「『政治は生活である』という当たり前の標語が新鮮に写るほど、政治が生活から大変離れたところに行ってしまったのが現実だ」と強い危機感を示した。
参加者に対しては「この探検を通じて国政にさらに関心を寄せてもらいたい」と要請。「政治は生活である」と常に主張し、「国民の皆さんのために政治がある」という当たり前のことをこれからも貫くとして、党への支持を求めた。
小沢鋭仁国民運動委員長は、「国民運動」という言葉の意味について「皆さんと民主党をどれだけ近づけられるか、力を合わせて行動できるかがポイントだ」と指摘。初めての試みへ参加された皆さんに感謝の言葉を述べた後、率直な意見交換を行った。
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