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2006/05/23
党外防・経産部門で岡田元代表らのイラン訪問報告受け意見交換
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民主党『次の内閣』の外務防衛・経済産業部門は23日朝、国会内で合同会議を開催し、岡田克也元代表をはじめとする民主党有志議員団によるイラン・イスラム共和国・ドバイ訪問報告を受けたほか、「東シナ海等に関する日中協議」についてヒアリングも行った。

 同会議は、浅尾慶一郎『次の内閣』ネクスト外務大臣の挨拶の後、岡田克也元代表(東海ブロック担当常任幹事)らが報告を行った。この中で岡田元代表は、モッタキ外務大臣らとの会談について、「イランにはイランの論理がある」としつつ、わが方から、ウラン濃縮停止を求め、国際社会の懸念を晴らすべきだなどの主張を行ったことに言及。テヘラン市内等をつぶさに見て回った所感として、「(政府の)後ろにいる国民の生活や一人ひとりの顔も思い浮かべながら、色々な物事を進めていかなければならないと感じた」などと述べた。

 続いて、同行した若林秀樹ネクスト経済産業大臣が、更に詳しい会談内容について報告。イランをめぐる諸問題に関して「われわれの得ている情報は、どうしても欧米のフィルタがかかっている」としつつ、「直接現地に行って、現地の文化に触れながら話を聞く」ことの重要性を強調した。同時に、緊張感が極度に高まる前に、「相手の嫌がることも言って、しっかりと意見交換できた」として、ボルジェルディ国家安全保障・外交委員長、モッタキ外相らとの会談の内容の詳細を報告した。

 また、同じく同行した渡辺周ネクスト総務大臣も、独自の資源確保と米国との関係のバランスをとることの難しさなどについて、現地の邦人企業関係者との懇談の内容なども紹介しながら報告を行った。イランをめぐる様々な問題については各議員の関心も高く、出席議員からは質問が相次ぎ、岡田元代表らとの間で活発なやり取りが交わされた。また、外務省などからは、18日に行われた「東シナ海等に関する日中協議について」ヒアリングも行った。

関連URL
  ※ イラン訪問議員団の会談内容の詳細については、岡田克也議員のHPをご参照下さい。
 http://www.katsuya.net/
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