民主党は2日、国会内で「吉野川第十堰住民投票の会」(姫野雅義代表)との懇談会を開き、徳島から各政党や中山建設大臣への陳情のために上京した会員約10人を激励し、連帯を誓いあった。
鳩山代表は、「みなさんの運動を高く評価します。住民投票の勝利はいかに永田町の考えが市民と離れているかを示した」とねぎらい、「国会とは別のところで大きな民主主義が息づいていることが、今回の住民投票で示された。闘いはこれからだが、民主党は計画の白紙撤回に向けて、みなさんとがんばります」と決意を表明した。
これを受けて同会の姫野代表は、「住民投票は市民1人ひとりが判断し、行動することで政治を変えられることを示した。政党として、こうした運動といかに連携するかを課題にしてほしい」と要望した。
前原誠司NC社会資本整備大臣、今井澄NC雇用・社会保障大臣、松本龍NC地方分権・政治・行政改革大臣、伊藤英成NC外交・安保大臣、江田五月NC司法大臣のほか、竹村泰子・岡崎トミ子参院議員、金田誠一・日野市朗衆院議員らが出席した。
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