21日午前の参議院本会議で「政治資金規正法の一部改正案」が賛成多数で可決し、同法案が成立した。
採決にあたって民主党・新緑風会・日本の池口修次議員(政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長)が、同特別委員会での審査の経過と結果を報告した。
池口議員は同法案について、事務所費などの透明性向上に資するものとの観点から、政治に対する信頼を回復する目的で、(1)全ての支出の領収書を公開する(1万円以下の領収書は政治団体が保管し、請求があれば写しを開示する)、(2)政治資金適正化委員会を設置し、登録政治資金監査人による政治資金監査を義務付ける――などを改正することと説明した。
なお、同法案の採決は賛成票223、反対票7となった。
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