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2007/12/21
民生支援中心の対案・民主党案「テロ根絶法案」の早期審議を 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は21日午後、国会内で定例の会見を行い、与党が提出している新テロ特措法(給油新法)の対案として民主党が議員立法「テロ根絶法案」を提出したこと、電子投票法案の今後の取扱い等について記者団に語った。

 はじめに簗瀬参議院国対委員長は、昨日の段階で我が党として与党提出の新テロ対策特別措置法案に対する対案を提出する方針を固めたことを明らかにし、アフガニスタンでのテロを撲滅するためには、民生支援を中心に行なうべきとの観点から同日午後に議員立法として「テロ根絶法案」を参議院に提出したことを報告した。

 また、同法案提出に伴って、与野党国対委員長会談を行い、同法案の扱いについて対応を協議し、来週にも同法案の趣旨説明を行なうことを求め、申し入れを行なったこともあわせて報告した。

 さらに終盤国会を迎えて新テロ対策特別措置法案への対案として同法案を提出したが、しっかりと審議できるかとの記者の問いに対して、「我々が求めている、同法案の趣旨説明を来週に行なえば法案審議入りも早まる。また与党側が法案審議にすぐにでも入る姿勢をとれば、審議時間も確保できる。再延長をしているにもかかわらず与党が無駄に時間を浪費しなければ良いだけのこと」と、早期の審議入りを求め、同法案の年内採決を目指していく考えを主張した。

 続いて、電子投票法案の取り扱いについて、倫理選挙特別委員会の与野党の理事間で協議を行なった結果、今国会での法案修正よりじっくりと審議する方向で与党側と合意したと説明。今国会で採決を行なわず、継続審議の扱いとなったことを報告した。

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