トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/12/25
NHK会長人事について(談話)
記事を印刷する

民主党 政策調査会長 直嶋 正行
    ネクスト総務担当 原口 一博

○本日のNHK経営委員会において、次期NHK会長にアサヒビール相談役の福地茂雄氏を任命することを決定した。

○今回の人事は、国民生活にとって極めて重要なNHKのトップを決めるものであるにもかかわらず、経営委員会における議論の開示は甚だ不十分であり、視聴者・国民に対する説明責任は果たされなかったと考える。その意味で、視聴者不在のコップの中の人事であったと言える。

○また、経営委員会からも当の福地氏からもNHK改革の将来像や公共放送の役割等について明確なメッセージが発せられることはなかった。何を目的とした人事なのか、今後精査していく必要がある。

○報道によれば、古森経営委員会委員長が主導して、同氏と極めて親しい福地氏を選任したと言われている。古森氏が経営委員に選任された過程で官邸の介入が取り沙汰されたことから、今回の人事によってNHKに対する政治介入の強化を懸念する声も指摘されている。

○福地次期会長は、NHKの抜本的改革に努めることはもちろん、NHKの公共放送としての使命を自覚し、編集権の独立を守り抜くことを明確にすべきである。

○民主党としても、できる限り早期に、国会等において福地氏からNHK改革に対する所見について説明を受けたい。

以上

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.