民主党の角田義一参院幹事長は1日、共産党・社民党の幹事長とともに斎藤参院議長を訪れ、自自公が衆院定数削減法案を翌2日の参院本会議で委員会の審議抜き・中間報告だけで採決しようとしていることについて、「1度も審議しない法案を、会期末でもないのに中間報告した例はない。採決すればさらに異常事態に拍車がかかる。中間報告を求める動議が出ても議長預かりにすべき」と申し入れた。
本岡昭次党参院議員会長も2日の本会議開会前に議長と会見し、「死んだ国会を参議院で蘇らせよう。強行採決をやめ、この現状を議長の手で打開してほしい」と訴えた。
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