民主党の菅直人幹事長は22日の定例会見で、小泉首相が公明党若手議員と会談し、同党を「協力勢力だ」などと発言したことについて言及。「首相は中選挙区制度の復活を求める公明党に対し、これまで『抵抗勢力』と評していたが、『協力勢力』に見えてきたというのは、本人が『抵抗勢力』になった証拠である」と語った。
また、20日の参考人質疑での鈴木宗男議員の対応について、その答弁が不十分であったと指摘。同氏を巡っては、ODAや国際機関人事を巡る新たな疑惑も浮上したことを受け、「鈴木氏の証人喚問を何としても実現する必要がある」との考えを示した。
さらに、この問題に関する他野党との連携について、「党首会談を含め、共闘関係を一層強化したい」と語った。
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