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2008/01/10
「大阪に元気を取り戻すには、本物の力が必要」菅代表代行、党への支持を訴える
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 菅直人代表代行は、任期満了に伴い大阪府知事選が告示された10日朝、民主党が推薦する候補者事務所での出発式に応援のため駆けつけ、支持者や聴衆など約500人の前で民主党への支持を訴えた。

 出発式は尾立源幸参議院議員(総合選対事務総長)の司会のもとで執り行われ、「今回の府知事選挙は33年ぶりに与野党相乗りの構図が崩れ、民意が試される選挙となる。また大阪府が財政再建団体に転落してしまうほど厳しい状況でもある。この状況を打破するためにも我々が推す新しい知事を生みださなければならない」と尾立議員は大阪再生のため、聴衆に対して支持を求めた。

 次に平野博文衆議院議員(総合選対本部長)が挨拶に立ち、「元気のある大阪が何でこんなに元気がなくなったのか。ここで大阪が再び繁盛して、必ず元気を取り戻さなければならない」と訴えた。

 続いて菅代表代行が応援議員の代表として挨拶に立ち、昨年清水寺で1年間を漢字一文字で「偽」と表したことを例に挙げて、「今回の争点はただ一つ。誰が一体本物で誰が偽物なのか、大阪の皆さんが判断することである」との考えを表し、「本物の力を持った人間が大阪府民の『生活を第一』に考え、その大阪を建て直す先頭に立たなければならない」と、大阪で生まれ育ち、大阪とともに歩んできた人物こそ本物の力で大阪に貢献できると指摘した。

 また出発式には長安豊衆議院議員をはじめ多くの民主党所属議員、国民新党幹事長の亀井久興衆議院議員、社民党女性青年委員長の辻元清美衆議院議員らも応援に駆け付けた。

 さらに菅代表代行は引き続き、十日戎で賑わう堀川戎に推薦候補者らと足を運び、行き交う多くの参列者や買い物客の方々に対して推薦候補者への支持を訴えた。

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