民主党地球温暖化対策本部は11日午前、党本部で第1回会議(役員会)を開き、役員構成を確認、今後の運営について議論した。
冒頭、岡田克也本部長(副代表)が挨拶。本部の活動について、国民の皆さんに地球温暖化問題の重要性を訴え、取り組みを具体的な形にしていくことが必要であるとの認識を示した。また、具体的な政策をさらに充実させ、法案にして通常国会に提出したいと語った。
会議では、本部の役員構成を確認した後、今後の運営について意見交換した。出席者は、民主党「脱地球温暖化 戦略」(2007年5月に民主党『次の内閣』環境部門地球温暖化対策小委員会が取りまとめた環境政策)中の数値目標の見直しやダボス会議対応などの当面の課題、政策パッケージの取りまとめ、運動の展開などについて、活発に議論した。
終了後に記者会見した岡田本部長は、まず日本が自ら、何をするか語ることの重要性に言及し、日本が対策の実施に主導的な役割を果たすべきであることから、民主党としてきちんと考え方をまとめる対策本部の意義を主張。
また、国民の皆さんは地球温暖化対策に高い関心を持っていると指摘し、次期衆議院総選挙における争点となるとの考えも示した。
|