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2008/01/12
岡田、前原両副代表、鳩山幹事長揃って街頭演説 大阪・京橋
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 岡田克也、前原誠司両副代表、鳩山由紀夫幹事長は12日午後、大阪府・京橋で揃って街頭演説を行った。

 岡田副代表はまず、同日行われた昨年12月に58歳で死去した民主党参院議員、山本孝史氏の葬儀に言及し、その人となりについて「本当に真面目に国民の立場に立って政治を考えてきた人」だと紹介。年金の問題も、現在は長妻昭『次の内閣』ネクスト年金担当大臣らの尽力は大きいが、その基礎を築いたのは山本氏であると語った。

 国会で自らがん患者であることを告白し、がん対策基本法制定に力を注いだことにもふれ、「山本さんの存在なくして、がん対策基本法、そしてがん対策の抜本的な改正はありえなかった」と述べ、心からの敬意を表した。「本当に真摯に国民の立場に立って政治を考えやりとげてきた」とも続け、民主党のモットーである「国民の生活が第一」
の第一人者であったと称えた。

 また、大阪府民は大きな岐路に立たされているとして、「大阪のみなさんの生活が、そして未来がかかっている」として、一時的な人気やパフォーマンスで政治を選んでしまって「あとでしまった」という思いになった小泉政治の苦い経験を繰り返さないよう、懸命な選択をして、民主党が推薦する政治の実現を支持してほしいと訴えた。

 前原副代表は、医療問題や大阪府の財政面を中心に演説。「誰がやられても大変だと思う」と、大阪府は財政再建団体に陥る寸前のところまできているとの認識を示した。そのうえで、「財政再建団体に陥ることは、あってはならない」と述べ、その建て直しに民主党勢力の政治に期待してほしいとして「皆様方の生活の安心を取り戻そう」と語った。

 鳩山幹事長も「パフォーマンスに長けたの政治家の政治は結局は長続きしない」と述べるとともに、着実に社会経験を積んできた人に対してこそ政治を委ねるべきであると指摘。役人任せの政治ではなく、「国民の生活」実感がわかる人材による政治の実現を目指していこうと訴えた。

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