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鳩山由紀夫幹事長は２１日午後、福田首相の施政方針演説に対する代表質問を終えて、国会内で記者団の質問に答えた。
鳩山幹事長は、これまでの福田首相との質疑について「答弁を引き出そうとしても、まったく総理からまともな答弁がない」と指摘、その状況を踏まえて今回は、民主党の政権政策を、新たな試みとして訴えたと説明。
福田首相の今回の答弁については「相変わらずだ」と振り返り、テレビを意識したのか民主党に対して多少「協力」という表現があったものの、見るべきほどの答弁は得られなかったという見解を示した。
鳩山幹事長はまた、民主党の政権構想について、政権党でない以上、実績を示せと言われても無理な部分もあるが、考えられる範囲で財源も求めながら、政策を掲げていると指摘。「決して我々は言葉が踊っているつもりはない。むしろ言葉が踊る総理の発言はやめなさいと申し上げたい」として、国民生活に活力を与える具体策を表さない首相の姿勢を疑問視した。
さらに、道路特定財源の一般財源化、地域主権の政策を重視する方針にも言及、地方６団体に揮発油（ガソリン）税の暫定税率廃止への理解を求める考えを示した。
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