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2008/01/23
菅代表代行、クリーン豪州貿易大臣と会談
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 菅直人代表代行は23日午後、党本部でクリーン豪州貿易大臣と会談。日豪関係の重要性を確認するとともに、農業、環境、エネルギー資源問題などについて意見交換を行った。

 冒頭、菅代表代行は、クリーン氏の訪問に謝意を述べ、昨年、労働党が11年ぶりに政権交代を果たしたことについて「おめでとう。早く日本も見習いたい」と祝福。そのうえで、日豪は良好な関係にあること、多くの資源を輸出入し合う貿易面での関係が深いことなどの認識を示し、「忌憚のない意見交換を」と求めた。

 クリーン氏は、今回の訪日が政権発足後最初の海外訪問であるとして、ラッド新政権における日豪関係重視の姿勢を強調。捕鯨問題などで両国間のスタンスの違いが懸念される中、「日豪関係は50年以上の歴史があり、貿易に限らず戦略的な関係を築ける」との見解を述べ、関係の更なる深化、成熟の必要性を訴えた。あわせて日豪FTAを進めていくことが重要な課題であると明言。広範な、グローバルな貿易の自由化に向けての理解と協力を要請した。

 会談では農業、地球環境、エネルギー資源問題に対する両国の政策、取り組みに加え、民主党議員からは政権交代実現の要因についてクリーン氏の分析を求めるなど、次期総選挙を見据えての意見交換が活発に行われた。

 最後にクリーン氏から菅代表代行に、友好の万年筆のプレゼントが手渡される場面もあり、双方固い握手を交わし、両国の更なる協力を約束して会談は終了した。

 会談にはほかに、岩國哲人国際局長、奥村展三衆議院議員、前田武志、増子輝彦、広中和歌子参議院議員が出席した。
 

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