党地方自治体議員フォーラムは23日午前、都内で、前日に続いて研修会を実施。総会では、来春の統一地方選に向けた提案が数多く出され、活発な議論が行われた。勝利を誓い合った。
この日の研修会は、参加者を3つの分科会に分けて行われた。第1分科会では千葉県我孫子市長の福嶋浩彦氏が「自治体改革への挑戦 8つの提案」、第2分科会では埼玉県済生会栗橋病院副院長の本田宏氏が「日本の医療制度から見える日本の問題点」、第3分科会ではコミュニティビジネス総合研究所取締役所長の細内信孝氏が「地域を元気にするコミュニティ・ビジネス」と題して、それぞれ講演。講師のお話を踏まえて、参加者は、地域の抱える重要な課題や政策のあり方などについて、活発に意見を交換した。
続いて地方自治体議員フォーラムの総会が開かれ、まず鈴木克昌地方自治体局長が06年度の活動方針案について報告を行った。鈴木局長は、地方自治体議員フォーラムの組織、地域ブロックごとのフォーラム開催、啓発広報活動などの取り組みについて提案し、意見を求めた。会場から、党代表選挙や政策設定のあり方、財政支援を含めた地方組織への対応などについて質問があり、鈴木局長のほか、津田弥太郎地方組織局長、福田昭夫・逢坂誠二両地方自治体局長代理から丁寧が説明が行われた。鈴木局長は「ご意見を代表はじめ役員に責任を持って伝える」と表明し、逢坂局長代理は「民主党はもっともっと地域のみなさん、地方組織のみなさんとコミュニケーションをとることが大事だ」として、今後も具体的な意見をと求めた。
総会では、質疑と総会の内容について、満場の拍手を持って確認。地方の民意をくみ上げて組織運営に反映されるような仕組みの検討を求めたいとの提案も、拍手をもって迎えられた。この後参加者は、来春の統一地方選と参院選での勝利に向けてガンバローを三唱し、2日間の日程が終了した。
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