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2002/02/27
「鈴木氏喚問は予算審議の条件」4野党党首会談で一致
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 野党4党(民主、自由、共産、社民)は27日夕、国会内で党首会談を開き、自民党の鈴木宗男議員の証人喚問を予算審議の絶対条件として求めていくことで一致した。

 4党の党首は会談後に共同記者会見を開き、まず民主党の鳩山由紀夫代表が会談内容を報告。鳩山代表は、鈴木議員の証人喚問を予算審議を進めるにあたっての絶対条件として要求することで一致したと明らかにし、「喚問によって政官癒着の疑惑がさらに深まれば、予算をそのまま通すわけにはいかない。したがって、喚問は予算採決の要件ではなく、審議の要件だ」と強調した。

 自由党の小沢党首は「鈴木議員をめぐる疑惑は予算執行に関する与党議員と行政府の癒着の問題」とし、共産党の志位委員長も「政官が共犯で予算執行を歪めていた問題だ」と指摘して、証人喚問による疑惑解明抜きに予算審議は進められないと強く主張。

 また、社民党の土井党首は、「4党で結束を確認したことは大きい。日本の政治のあるべき姿ハッキリ示していく」と述べた。

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