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2008/02/12
沖縄在日米海兵隊員女子中学生暴行事件に遺憾の意表明 会見で小沢代表
―日米同盟が対等な関係によるものかが問われる事件でもある―
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 小沢一郎代表は12日午後、党本部で定例会見し、沖縄の在日米海兵隊員による女子中学生暴行事件、日銀総裁人事などについて言及した。

 沖縄における在日米海兵隊員による女子中学生暴行事件に関して、「このようなことがたびたび繰り返されるのはたいへん遺憾に思う。アメリカ政府に対しても厳重に申し入れなければならないと思っている」と表明。また、「日米同盟をめぐっていろんな意見があるところでもあるので、国民の心情的には非常に大きな影響を持つのではないかと思う」との見解を示した。

 その上で小沢代表は、事件そのものの問題と同時に、日本と米国との関係が、米軍再編に伴う課題や、基地そのものの問題などについて、日本側が米国側に対して対等の立場できちんと明確な話がなされているのかが疑問だとして、「もしかしたら、なされていないのではないかということが、日本人として、日本国として大きな問題点だと思った」と指摘。日米同盟重視と機会ある度に主張している自公政府の日米関係の現実が、どんなものなのかが問われる事件だと分析した。

 日銀総裁人事に関する記者団からの問いには、「同意人事のイエス・ノーについては国対役員会の集まりのなかで決めることになる」と回答。政府からの提案を受け、党内ルールに従って対応していくことになるとの認識を示した。

 続いて、次期総選挙における東京選挙区はじめ大都市圏での戦いぶりを問われたのに対し、東京選挙区については「基本的に各野党との協調もあるが、そのことも踏まえ、十分に戦える態勢が近いうちにとれるだろうと思っている」と表明。また、1都3県、愛知、関西圏、北九州、福岡といった、2年半前の総選挙で惨敗した大都市圏では、何としても過半数以上の議席を獲得し、必ず勝利する決意で臨む考えを改めて強調した。

 さらに、山口県岩国市長選へ立候補した自民党衆議院議員の辞職に伴い、4月に実施される衆院山口2区補欠選挙に平岡秀夫衆議院議員が民主党から立候補するかとの問いには、「本人の強い意志があればみんなの合意も得られると思っている」と述べた。

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