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民主党政治改革推進本部（本部長：岡田克也副代表）は１５日午後、国会内で役員会を開き、政治資金適正化委員会の委員の推薦方法や今後の活動などについて意見を交換した。
「政治資金適正化委員会」は、昨年末の国会で成立した改正政治資金規正法に基づき、政治資金収支報告書の記載方法や、登録政治資金監査人（資格者は弁護士、公認会計士、税理士）による監査方法などに関する事務を取り扱う組織。本年４月１日に設置される。
冒頭の挨拶で岡田本部長は「具体的な人選を進めるタイミングに来ている」と述べ、民主党がどういう考え方に基づいて委員を選ぶかについて、具体的な議論を求めた。
鳩山由紀夫幹事長は、委員の選考方法については推進本部において決めることを党役員会で承認したことを報告、本部への要請を行った。
野田佳彦事務局長（広報委員長）による報告後、この案件について討議と集約を行い、国会として選んだという意識に立って、議院運営委員会のもとで議論を進めるよう求めることを決め、衆参の同委員会の理事へ、議論の内容について報告することとした。
また、時代に合わない公職選挙法の見直しについて指摘があり、政治改革推進本部の中で正式に小委員会を設け、選挙運動の自由化について民主党の考え方を整理していきたいという提案を承認。野田事務局長が小委員長に任命された。
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