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2008/02/15
来る参院予算委員会審議に万全の態勢で挑む 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は15日午後、国会内で定例の会見を行い、参議院予算審議に対する考え方や日銀総裁人事のあり方などについて、記者団に語った。

 はじめに、衆議院で行われている予算委員会が終盤に差し掛かっていることから、「衆議院を横目で見ながら参議院にどのようなタイミングや姿で送られてくるか見極めつつ、対応を考えている」と、参議院での予算審議に万全の態勢で挑む意気込みを表した。

 続いて簗瀬参議院国対委員長は、日銀総裁人事について、民主・自民国対委員長会談で山岡賢次国対委員長が野党4党の所信聴取についての提案を示したことを報告し、「日銀総裁という一国の金融政策を左右する非常に重要なポジションに就かれる総裁は、国会の表舞台で堂々たる議論をし、国民にもしっかり見えるような形で記録が残されることが重要である」と、提案のポイントを語った。

 また、来週に与党側から返される回答が評価に値しないものであった場合、「参議院で独自に先行して、公の場での所信聴取を行っても良いのではないか」との考えを示した。

 同時に、簗瀬参議院国対委員長は、政治改革推進本部において、政治資金適正化委員会の人選について議論が行われたことを報告。国会という開かれた所がイニチアシブをとって人選協議することについて、望ましいとの考えを表した。さらに21世紀臨調から、政治活動のあり方について公職選挙法の抜本的見直しを図るべきであるとの提言がなされ、同本部の中に検討小委員会を設置することで調整していくこととなったと語った。

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