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2008/02/18
同意人事特別案件に係る所信聴取に関する野党提案を与党側が全面受け入れ
野党国対委員長会談後に山岡委員長が説明
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 山岡賢次国対委員長は18日夕、国会内で共産、社民、国民新の3党と野党国対委員長会談を行い、会談後、記者団の前で会見を行った。

 はじめに、山岡国対委員長は先週与党側に対して野党4党で提案した、同意人事特別案件に係る所信聴取についての野党提案を与党側が全面的に受け入れる回答を示したことを報告した。あわせて、今後の手続きについては、議院運営委員会の理事会で決めていくこととなった点も明らかにした。

 この結果を受けて山岡国対委員長は、「今回の件と総裁人事とは関係がなく、手続きの環境を整えただけである」との見解を明示。そのうえで、「与党側からの人事に関する提案があって(はじめて)同意となることから、それまでに我々が総裁人事の人選についてとやかく言うことはない」と語り、あくまでも人事案件に係る所信を聴取するための枠組みへの同意であると語った。

 また、福田内閣の支持率低下をどう見るかとの質問に対しては、「福田内閣は話し合い内閣であるとか、柔軟路線の素振りをしているとか言われるが、何をしたい内閣なのかの主体性がない」と、切り捨てた。

 さらに、「サブプライムローン問題や原油高、中国製冷凍餃子問題など様々な問題に対して、何ら対応をしておらず、何もしようとはしない。道路特定財源の一般財源化や暫定税率廃止においても、政府の言っていることは嘘が多い」と福田内閣を批判すると同時に、「国民の皆さんは福田内閣に対する期待感が揺らぎ、何もしない福田内閣への厳しい評価の表れではないか」と、支持率低下の背景を分析した。

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