トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2008/02/21
イージス艦衝突事故で勝浦市役所、漁業協同組合視察  『次の内閣』外務防衛部門
記事を印刷する





 民主党外務防衛部門は21日午後、海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故に対する現場の状況を調査するため、浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣、山口壯ネクスト防衛副大臣、加賀谷健、牧山ひろえ両参議院議員が千葉県の勝浦市役所と川津港を視察。藤平輝夫勝浦市長ならびに外記(ゲキ)栄太郎新勝浦市漁協組合長をそれぞれ訪問し、事故の状況や政府に対する原因究明と説明責任などについて意見交換を行った。

 まず、浅尾ネクスト防衛大臣をはじめとする調査団は、勝浦市役所に向い、藤平市長と面談。市長は今回の事故について、「何と言っていいかわからない。2人の命が危機にさらされていることは大変な問題である。政府には徹底的な原因究明と責任の所在を明らかにし、国民の前で理解できるような説明をし、責任をとってもらいたい」と厳しい口調で語った。

 浅尾ネクスト防衛相は、「事故に関するヒアリングを防衛省と海上保安庁から受けたが、こちらから説明を求めないと、詳しい情報を全く言って来ない。我々も原因を徹底究明すると同時に、政府には市民に対して目に見える形で責任をとるように求めていく。これは今後の安全保障の根幹にかかわる問題である」と防衛省の隠ぺい体質に対して強く批判した。

 さらに藤平市長は、「福田総理は国民に目を向けて政治を行わなければならない。国民の命の重さを本当に考えていなかったのかと思う。また海上自衛隊の隠ぺい体質は根が深く、しっかりと直してもらわなければならないし、そうでなければ今の与党に対する信頼感は全くない」と国民の生命と財産を守るべき立場である政府や防衛省の国民を顧みない対応に唇を震わせ、不信感をあらわにした。

 山口壮ネクスト防衛副大臣は市長に対して、「安全保障委員会でこれらの問題の質問を行う」と、徹底的に追及することを約束した。

 続いて調査団は川津港を訪れ、外記組合長と面談を行った浅尾ネクスト防衛相はまず、「一刻も早くお二人が発見されることを願う」と述べるとともに、漁協への視察の主な理由として、国会の場で今回の事故について皆さんの意見や要望を吸い上げ、地元の声として届けていくとの趣旨を説明。

 外記組合長は、「防衛省からの情報だけが一方的にマスコミに流れるだけで、まだ何か情報を隠しているように思える。どうして事故が起こったのか、何が本当なのか、我々同僚船の情報を含めて明らかにしてもらいたい」と、浅尾ネクスト防衛相に対して強く訴えた。

 山口ネクスト防衛副相は、「国会の場で皆さんの意見をポイントに追及し、皆さんが安心して航行・操業ができるように取り組む」と応えた。

 最後に浅尾ネクスト防衛相は記者団の前で市長および漁協組合長との面談の内容についての質問に対し、「今回の事故は当然あってはならない事故である。我々は原因の徹底究明を行い、防衛省側に責任があれば、国民の目に見える形で責任を取ってもらい、またそのように行動すると申し上げた」と、毅然たる態度で事故真相究明に臨む考えを示した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.