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2008/02/21
日韓中3ヵ国の関係強化で一致 小沢代表が韓国新大統領と会談
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 韓国訪問中の小沢一郎代表は21日午後、25日に就任式を迎えるイ・ミョンバク(李明博)新大統領とソウル市内の新大統領執務室で1時間近くにわたって会談、東アジアの安定のために、日韓両国が中心となって中国の政治・経済のソフトランディングを実現し、日韓中3ヵ国の強力な信頼・協力関係を確立するとの「小沢ドクトリン」に基づいて、日韓両国民の絆を深め、両国の信頼関係を強化することで意見が一致した。

 会談の中で小沢代表は、「現在の中国には政治、経済、社会の各面で様々な問題がある。しかし、中国が混乱を起こすのはよくない。例えば、中国経済のバブルがはじけると、日韓両国だけでなく、世界経済に大きな影響を与える。中国がソフトランディングへとハンドルを切り換えるように協力すべきだ。まず日韓両国が絆を深め、さらに中国も一緒になって3ヵ国で政治的にも経済的にも信頼関係をつくり上げれば、極東アジア、ひいては世界の平和と安定に寄与することになる」と日韓中3ヵ国関係の重要性を説明。イ新大統領も「今のうちに安定の基礎を築かないと、北京オリンピックと上海万博が終わったあと、今の中国経済を維持できるか非常に心配だ。中国が混乱すると、直ちに韓日両国に影響が及んでくる」と、同様の考えを示した。

 また、北朝鮮問題についてイ新大統領が「核問題の解決には時間がかかるかもしれないが、韓日両国が努力することが解決に結びつくと思う」と述べたのに対し、小沢代表は「北朝鮮問題は結局、中国問題に行き着く。中国が朝鮮半島について現状維持の政策を続ける限り、北朝鮮問題は解決できない。日韓中3ヵ国の信頼関係を確立することで初めて、朝鮮半島問題を解決することができる」と述べ、東アジアの安定を実現する中で解決する考えを説明した。

 さらに、在日韓国人などへの地方参政権の付与について小沢代表が尽力してきたことに対し、イ新大統領が感謝を表明。それを受け、小沢代表は「日韓両国民が心から信頼し合うようになるためには、まず日本人がその証を示さなければならない。その一つが地方参政権の付与だ。民主党内にはいろいろな意見があるが、みんなが一緒になって話し合い、意見をまとめたい」と述べ、地方参政権の付与で党内の意見集約を進める方針を表明した。

 日韓関係の強化に関連し、小沢代表は対馬海峡の海底トンネルで両国を結ぶ「日韓トンネル」を促進する超党派の議員連盟が3月に結成されることを紹介し、真の信頼関係確立のシンボルとしてその夢を追求するよう提案、イ新大統領も未来志向の関係づくりに賛意を示した。

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