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2000/02/03
年金法案の与党単独審議を批判/参院民主党・勝木健司国民福祉委理事ら
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 予算案に続き、年金改革関連法案の審議も3日、参議院国民福祉委員会で与党単独 で始まった。

 野党抜きの審議入りを受け、民主党・新緑風会の勝木健司同委員会理事をはじめ、 共産・社民両党、参議院の会の理事らは同日、参院内で記者会見し、「国民生活に深 いかかわりがある法案をこういう形で審議することは国民の怒りを買う」と与党を厳 しく癆サした。

 そのうえで勝木理事らは、(1)基礎年金の国庫負担2分の1への引き上げをこの4 月から実施し、財源は公共事業の見直し等で生み出す(2)賃金スライドを引き続き実 施し、報酬比例部分の「5%適正化」は撤回すべき(3)支給開始年齢の繰り延べは撤 回すべき。――など5点を柱とする共同見解と要求を発表した。

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