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2008/03/01
衆議院解散に追い込むと表明 予算案の強行採決受けて鳩山幹事長が会見で
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 鳩山由紀夫幹事長は29日夜、衆議院本会議後に国会内で記者会見し、予算案と税制関連関係法案が十分な審議もないまま、しかも民主党、社民党、国民新党が欠席するなかで、与党によって強行採決されたことについて「両院議長のあっせんがほごにされた。強い憤りをもって抗議する。参議院での徹底した審議の中で、国民の生活を守る姿を見せ、衆議院解散に追い込む、そのスタートの日としたい」と決意を語った。

 また、今後の参議院での審議についても、「強行採決、荷崩れの状況で送られてきても審議しかねる、審議できる状況にない」として、直ちには、予算、予算関連法案、税制関連法案の審議には応じられないと明言した。

 さらに、両院議長のあっせんについて、「3月末までに一定の結論を得るものとする」は、あっせん文の前段にある「徹底した審議」が前提であり、また、あっせん文書に署名した6党の内4党(民主党、共産党、社民党、国民新党)があっせんはほごになったとしている以上、当然なくなったと述べた。

 同時に鳩山幹事長は、日銀総裁人事についての質問に、「政府の提案を素直に聞く環境にない。大きな影響がある」と答えた。

 会見に先立ち、予算案、予算関連法案、税制関連法案は、衆議院本会議で、民主党はじめ、社民党、国民新党が欠席のまま強行採決された。

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