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2008/03/04
静岡7区から斉木武志氏を擁立決定 8区の斉藤進氏と共に、小沢代表会見で発表
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 小沢一郎代表は4日午後、静岡県浜松市内で記者会見し、次期衆議院議員選挙の候補予定者として、静岡県第7区選挙区から斉木武志さんの擁立を決定したと発表した。また、すでに第8区から立候補予定の斉藤進さん、静岡県連代表の渡辺周衆議院議員も会見に同席した。

 会見で小沢代表は、「選挙は何時になるか分からないが、小泉内閣退陣後、安倍、福田と2つの内閣ができているが、いずれも国民の審判を受けていない内閣であり、できるだけ早い時期に国民の審判を受けるべきだ」と話し、「早期の解散総選挙を想定し、候補者の擁立を進めてきた」と述べた。

 小沢代表は、斉木武志さんを「自らの経験を生かしつつ、政治の世界に県民の皆さんの代表としてこれからの人生頑張って行こうと決意をしてくれた」と紹介。また斉藤進さんについても「昨年の5月に擁立決定以来、市民、県民の皆さんにご理解していただくべく毎日活動を展開しているところだ」と語ったうえで、「この浜松市の地域はわが党に対する理解の厚いところでもあり、(有権者の皆さんと)徹底して会話を交わし、信頼と絆を強めていく活動に全力を挙げてもらいたい」と激励し、「これで静岡県は1区から8区まですべて候補が揃った。渡辺代表を先頭に全力を尽くしていきたい。次の総選挙で過半数を取り、我々が政権を担い、それにより本当の日本の世直しを、真の改革を進めていきたい」と話し、政権交代を目指す強い決意を見せた。

 次の総選挙はどこが争点化するかとの問いに、「争点は国民の生活そのものである。市場経済万能主義の強者の論理は、結果として格差の拡大とともに、間違いであったということが分かってきた」と答え、格差拡大こそ国民生活に直結する重要な問題だと強調した。

 さらに、「官僚機構が上から下まで(自民党の)長期政権のもとで腐りきっていた。防衛省、厚労省はその典型であり、それを正すには政権を変える以外ない」と述べ、「民主主義の主権者としての権限で、われわれに政権を与えていただけることを心から期待している」と国民の皆さんに向け民主党への支持を求めた。

 同時に、「常在戦場。毎日が戦い、毎日が主権者とのふれあい・意思疎通、それが民主主義の原点。それができなければ政治家を志す必要は無い」との考えも表明した。

 日本銀行総裁の人事については、「日銀の人事は内閣の任命権であり、国会はそれに同意不同意をするのが権限。内閣・政府がどう考え、どういう人を国会に提示するのかに尽きる」と答えた。

 また小沢代表は会見に先立ち、スズキ自動車の鈴木修会長、鈴木康友浜松市長とも面会し、県内の情勢について会談を行った。

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