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2008/03/05
与党の偽装委員会強行暴挙糾弾で一致 参院野党国対委員長会談
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 参議院の野党国会対策委員長会談が5日午後、国会内で開かれ、与党が予算委員長の職権で予算委員会なる集会を開いていることに抗議し、明日以降も出席しないことで合意した。

 会談後、記者会見した簗瀬進委員長は、冒頭マスコミ各社に、昨日、本日と第一委員会室で行われている集会において「流会」と表現していることに関して、「流会というのは委員会が成立した後の言葉。正確な表現をお願いしたい。院内テレビでは取りやめと表現している」と指摘し、成立してもいないのに流会という言葉を使う誤りを問題視し、訂正を要望した。

 また、第一委員会室に閣僚を昨日は1時間、今日は30分と拘束している与党の行動を「閣僚の公務を妨げるもの」だとし、「得体の知れない集会、偽装委員会」であり、衆議院に続いて瑕疵を重ねるものと強く非難、与党の議会運営に反省を求めた。

 いつから、どういう条件なら審議に応ずるかとの質問に、「与党がどうすれば応じてもらえるかを考えるところから反省が始まる」として、野党からの条件提示などは行わないとした。

 日銀総裁人事に関する質問にも、「任命権をもっているのは政府・与党。任命権を恣意的に利用しているのは与党」とした上で、「不同意となればその責任は任命権者にある」と答えた。

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