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2008/03/09
地球温暖化対策本部、岩手県葛巻町の先進的な自然エネルギー施設を視察
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 民主党地球温暖化対策本部(本部長:岡田克也副代表)は9日、岩手県葛巻町を訪問、意見交換会と自然エネルギー施設の視察を行った。

 いわて沼宮内駅では達増拓也岩手県知事の出迎えを受け、鈴木重男葛巻町長とともにバスで意見交換会会場に向かった。意見交換会では、岡田本部長からは日本は地球温暖化対策の優秀な技術を持っているが、政府は何も対策を行っておらず政治のリーダーシップが問われている旨、工藤堅太郎岩手県連会長からは、環境問題は最大の政治課題でありどうやって食い止めるかが問われている旨の挨拶がなされた。

 葛巻町からは、電気では180%、総エネルギーでは78%の自給率を誇っているが、21世紀は食料、環境、エネルギーが重要であり、その問題を解決できるのは「山村」であり、食糧自給、環境保全、エネルギー自給に積極的に取り組んでいるとの説明がなされた。

 視察に参加した岡崎トミ子副本部長(『次の内閣』ネクスト環境大臣)、福山哲郎事務総長、前田武志、平野達夫、主濱了、大河原雅子各参院議員、田島一成、階猛両衆院議員は、自然エネルギーの導入状況や課題などについて質問し、積極的な意見交換を行った。

 一行は同日午後、ペレット製造工場、ペレットボイラー、ペレットストーブ、太陽光発電施設、木質バイオマス施設、畜ふんバイオマス施設を順次視察した。温暖化対策本部では、今回の視察を踏まえ、必要な提言をまとめていく予定。

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