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2008/03/21
租特法改正案での憲法59条に対する与党の明確な対応を求める 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は21日午後、国会内で定例の会見を行い、租税特別措置法改正案を巡る与党側の不穏な動きや来週以降の参議院予算委員会での審議における今後の展望などについて、記者団に語った。

 はじめに簗瀬国対委員長は、同日午前に参議院与野党国対委員長会談を開催したことを報告。

 与党側が24日に本会議の開会を求めてきたことに対して、租税特別措置法改正案を巡り、民主党の対案を参議院で可決した場合、政府案を否決もしくは修正とみなし、政府案を衆議院で2/3以上の賛成で再議決する動きがあることから、「憲法59条第2項の適用問題について、確たる与党側の対応を明示すべき」との理由で、与党の要求には応じられないと述べた。

 さらに簗瀬国対委員長は、「我々の求めているもの(59条に対する与党の対応の明示)は明確なもの」とし、来週改めて与野党国対委員長会談を行うことを明らかにした。

 次に簗瀬国対委員長は来週の予算委員会について、「イージス艦事故、年金問題や物価高や建設不況による経済問題など様々な問題が残っている中で、これらについての集中審議もしっかり行わなければならない」と述べ、24日に本会議を開会するより、予算委員会で審議を行うことの方が重要との観点から、先に予算委員会でイージス艦事故に関する集中審議を開くとした。

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