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2000/02/14
【衆院予算委】「世界一の借金王発言は無責任」池田議員は財政問題に焦点
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 3番手の池田議員は財政問題に焦点を絞って首相を追及した。まず「首相の『私は 世界一の借金王』発言は理解に苦しむ。政府への信頼を損ね、無責任のそしりを免れ ない」と非難し、発言の真意をただした。首相は「借金を背負っている思いを責任あ る者として重く受け止めている。1分1秒も早く解消したい」としどろもどろ。また 池田議員が、中小企業1万6千社のアンケート結果などをあげ、「地域振興券の政策 効果はほとんどなかった」と迫ったのに対し、政府側からは「地域社会を振興した効 果はあった」(堺屋経企庁長官)、「どん底の時だったので役に立っただろう」(宮 沢蔵相)など、開き直るような発言が続出。

 きわめつけは公明党の続総務庁長官で、「国民の願いをかなえたもので心理的に効 果があった。公明党は(一昨年の)参院選で800万票の目標を掲げ、地域振興券が 支持された結果770万票を獲得した」などと強弁。池田議員は「あきれた発言だ」 と猛反発し、「まさに選挙目当てであることが明らかになった。国民にお金をバラま けば喜ぶ政治、タックスイーターのための政治ではないか」と強い口調で批判した。

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