菅直人代表代行は1日午前、党本部で開いた常任幹事会で挨拶、ガソリン税などの暫定税率が先月末で切れて、ガソリン・軽油などが1日から値下げされたことについて、「平成20年4月1日は国会の歴史上、画期的な日だ。野党はこれまで、いろいろ提案しても実現できないとみられてきたが、昨年の参議院選挙でいただいた全国の支持者の一票一票によって、私たちの政策が実現できることを示すことができた。本当に喜ばしいことだ」と述べ、参院選勝利を踏まえた成果をアピールした。
菅代表代行はさらに、道路特定財源制度の改革を「大改革の突破口」と位置づけ、「霞ヶ関の官僚が道路財源を握ることで、地方分権を阻み、国会をも支配してきた。しかし、今回の改革により、そのような政治の構造やこの国のかたちを変えることができる」と強調。最後に、「この成果は全党一丸となって取り組んできた結果だ。これからも一丸となって頑張っていきたい」と結束を呼びかけた。
|