輿石東参議院議員会長は4日午前、国会内で開かれた参院議員総会で挨拶、道路や年金、医療、イージス艦衝突事故といった問題について政府・与党へ論戦を挑み、民主党が国民の皆さんに約束した政策の実現へ取り組む考えを語った。
冒頭、輿石会長は「道路や年金、医療やイージス艦(衝突事故)の問題は国民の皆さんに約束した政策でもあり、応えていかねばならない」と従来からの主張に言及した上、同日の本会議で税制関連法案について本格的な議論が始まると指摘した。
また、1日から開始された後期高齢者医療制度で、75歳以上の方の年金から保険料が天引きされる、いわゆる「4・15ショック」に言及。ネーミングを「長寿医療制度」と改めた政府の方針について「呼び名を変えれば中身は変わるのか、と申し上げたい心境だ」と苦言を呈した上、年金医療についても、国会で厳しく問題追及する見解を示した。
次週の国会日程について「息を抜く暇はない」と指摘、「我々執行部はとりわけ自分の発言には責任を持ち、ぶれることなく皆さんと一緒に論戦を張ることを約束する」と決意を表明した。
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