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2008/04/10
道路財源の与野党協議は与党の対応次第でいつでも応じる 輿石参院会長
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 輿石東参議院議員会長は、10日午後記者会見を行い、日銀総裁人事の採決の結果や衆議院山口2区補欠選挙支援への取り組み、税制改正法案をめぐる今後の与野党間での政策協議などについて記者団に語った。

 冒頭、昨日9日、日銀正・副総裁の同意人事の採決が衆参本会議で行われた際に、渡辺副総裁候補に対して同意票を投じた党所属参議院議員が出たことで、今後の党ならびに国会運営に影響を及ぼすかとの質問に対して、「影響はない」と毅然とした面持ちで断言した。さらに党議拘束を破り、渡辺副総裁候補に対して同意票を投じた議員に対しては近く処分する考えであると述べた。

 次に4月15日から始まる衆議院山口2区補選の参議院としての支援態勢について、「ただ行けばいいということではなく、それぞれの得意分野を活かした効果的な形で必ず全員1回は山口2区に入ってもらう」との方針を示した。また参議院民主党としての応援隊を組織することもあわせて表明した。

 党内の不協和音が生じるのではないかとの報道があることへの懸念については、「マスコミが(民主党が)大いに揉めていると書けば、一時的にそのように見えるだろうが、そんなことに振り回されたり、影響を受ける政党では政権なんて取れない」と、大きな問題ではないとの認識を示した。

 道路財源に関する税制改正法案に関して、与野党間での政策協議に入るための条件や与党側に求める対応を問われたのに対しては、「与党側の責任ある人間が、協議するテーマを明確に決め、何で協議するのかも明確に示されれば、我々はいつでも協議に応じる用意はある」と基本的な考えを改めて述べ、与党に対して党内での意見集約を先にしっかり行うよう求めた。

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