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2000/02/17
与党が24日の公聴会日程採決を強行=衆院予算委
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 17日に開かれた衆院予算委理事会で、与党側は公聴会を24日に開くことを提案 してきた。これに対し、民主党など野党は、「十分な質疑が確保されない」と反発、 協議は物別れに終わった。

 にもかかわらず、翌18日の予算委員会冒頭、島村予算委員長が公聴会日程の採決 を強行。この日の一番バッターである民主党の日野市朗議員が発言を始め、野党議員 が議長席に詰めよって騒然とするなか、「賛成多数で(24日の公聴会を)議決し た」と宣言した。

 このため日野議員は、「発言時間が定められているのに、なぜこんなことをするの か。そもそもこの公聴会設定はどういう手続きで決定されたのか。しかも、従来のよ うに2日間でなく、なぜ1日だけなのか」と島村委員長に厳しく問うた。

 しかし、委員長は「理事会で各会派が協議した」と答えるのみで、日野議員が「協 議したと言うが、民主党が賛成するはずもないし、誰からも納得できる説明を聞いて いない。なぜこんなに予算審議を急ぐのか」と重ねて追及すると、「意見を聞いて自 分が判断した」と発言を変え、異例の1日だけの公聴会の理由は明らかにしなかっ た。

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