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2008/04/22
暫定税率廃止で国民の皆さんに減税としてお返しする 会見で小沢代表
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 小沢一郎代表は22日夕、福島県を訪れ、連合福島との意見交換会を行い、終了後会見を開催した。

 冒頭、小沢代表は会見に先立って行われた連合福島との意見交換会について、「政権交代を目指すために連合の皆さんと活発な意見交換を行った」と同会の目的を語るとともに、次の総選挙で必ず政権を勝ち取るために協力しながら精一杯がんばっていくことを確認したと述べた。

 次に福島県における小選挙区の勢力情勢について、「県下では過半数を保持しているが、福島については是非5議席パーフェクトでいきたい」との見解を示し、公認候補が決定していない福島2区についても、「県連や地元の方とも相談して、早くいい候補者を決めていきたい」との意向を示した。

 続いて、衆院山口2区補選の状況に関しては、山口県のみならず、全国的に今の自公内閣の政治情勢に対する批判と不信感を国民が持っていると指摘した上で、山口2区も同じ傾向にあると分析。「あとはそういった気持ちを引き出して投票場に足を運んでいただけるかにつきる。皆さんの意志を素直に示していただければ勝利できる」と力強く語った。

 さらに暫定税率廃止による地方財源の確保について、現在の道路特定財源の余剰分や国の直轄事業などの見直しで十分賄えるとの認識を示し、そのうえで、小沢代表は、「今回の暫定税率廃止によって、国民の皆さんに減税としてお返しした方が良い。全国平均一世帯当たり5万9000円の減税になる」と述べ、このことで、格差の是正が進むことや景気後退の中での減税対策になるとの見解を表した。

 最後に小沢代表は、福田首相への問責決議の取り扱いについて、「福田内閣に対する我々のスタンス、自公政治に対する我々の主張は、山口2区補選の勝敗にかかわらず、全く変わらない」との考えを明確に打ち出した。

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