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山岡賢治国会対策委員長は３０日午前、国会内で開かれた与野党国対委員長会談に出席。共産・社民・国民新の各党国対委員長とともに自民党の大島国対委員長に衆院本会議でのガソリン税（揮発油税など）の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案の再可決をやめるよう申し入れを行った。
与野党国対委員長会談が平行線に終わったのを受け、野党幹事長、書記局長、国会対策委員長は改めて会談を開催。会談後の会見で鳩山由紀夫幹事長は、同日の本会議で与党側が参議院で租税特別措置法改正案をみなし否決、衆議院で与党の３分の２以上の賛成で再可決、成立を図ろうとしていることについて「参議院無用論にもなりかねず、看過できない」と指弾。全国各地のガソリンスタンドの様子でも明らかなように、国民はガソリン税の暫定税率の復活を望んでいないとの見解を明示、「国民の意思に背く暴挙を許すわけにはいかない」として、野党各党で強く反対していくことで一致したと明かした。
そのうえで、（１）みなし否決（２）３分の２の再議決――という国民の声に背いた２つの暴挙を阻止するため、状況を見ながら河野衆議院議長に対して申し入れを行うとの方針を明言。「４野党共同歩調をとって頑張っていく」ことを確認したと語った。
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