小沢一郎代表は12日午前、党本部で開かれた2008年「女性議員ネットワーク会議」総会で挨拶した。
総会では、平出陽子北海道議が司会兼議長を担当。伊藤ひろえ米子市議が民主党W&S基金への募金結果を報告し、小宮山洋子男女共同参画推進本部長代理に手渡した。
続いて井戸正枝兵庫県議が2008年度活動方針案、山川百合子埼玉県議が女性議員ネットワーク会議アピール案を提案(下記ダウンロード参照)、総会として議案を採択し、小沢代表に提出した。
小沢代表は挨拶で、女性の力を活用し、女性に力を発揮してもらわないと政治も社会生活もうまく運ばない時代状況であると指摘。候補者擁立の際にクォータ制度を設定することは大賛成だが、手を挙げる女性がいざとなると少ないことが問題だとして、積極的に政治に参加する機運を作ってほしいと語った。
さらに昨年の参院選での与野党逆転や女性議員の倍増に言及。衆院総選挙が間違いなく今年中には実施されるだろうとの見通しも示した上、現在の自公政権を、ダッチロールの状態に入っている飛行機にたとえ、「日本も一緒に墜落しては困る。日本が墜落する前に、民主党が政権を担って安全、快適な飛行を実現する役割を果たさなければならない」と述べた。
小沢代表はまた、現在の政権に対する国民の不安と不信と不満の中から出てきている期待感を受け止め、気持ちを引っ張ってくる党、候補者でなければならないと主張。日常活動の重要性を強調し、仲間を今後とも増やしていけるように参加者の尽力と支援を求めた。
参加者は和やかな雰囲気の中で記念撮影を行い、2日間にわたる総会・研修会が終了した。
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