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2008/05/27
学校安全対策基本法案を参院へ再提出 子どもの安全を守る基本法策定を
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 民主党は27日夕、参議院へ「学校安全対策基本法案」を再提出した。発議者を代表して水岡俊一、鈴木寛、神本美恵子、大島九州男、林久美子議員が提出、終了後に会見した。

 水岡議員は、第164、166の通常国会に続く3回目の提出(前2回は審議未了で廃案)であると報告、成立への意気込みを示した。学校内での殺傷事件の問題が発端で法案整備を進めてきたと表明、「(学校安全を)教育の要諦の中心に据えていくという思いを込めた」と語った。

 林議員は、今国会に内閣が提出した「学校保健法等の一部を改正する法律案」に言及し、政府は「安全」という項目を立てたが、安全に関する基本法は未だになく、財政措置が明記されていないなどとして、その問題点を挙げた。また、この基本法案を掲げながら審議に臨む考えを語った。

 鈴木議員は、学校安全対策の重要課題である耐震化の問題について、民主党はすでに学校施設耐震化促進法案を提出している(第166国会衆議院提出、継続審議中)と説明。藤村修議員を中心に与野党で議論が行われているはずであり、参院でも安全への対応をきちんとしたいと述べた。

関連URL
  学校安全対策基本法案について(2006/02/23、第164国会提出時)
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=452
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