輿石東参議院議員会長(代表代行)は28日午前の議員総会で、焦点の公務員制度改革基本法案、後期高齢者医療制度廃止や国会同意人事について国会対応の重要性を指摘、各議員の取り組みを求めた。
公務員制度改革については、労働基本権の拡大に焦点を合わせて、担当者が与野党協議を連日行ってきたことを説明。同日の民主・自民・公明幹事長会談で修正合意が決まり、衆院で可決の上、来週にも参院へ法案が送付されてくる見込みであるとした。参院での対応は簗瀬進参院国対委員長に委ねる考えを示した。
後期高齢者医療制度廃止法案については、与党の対応が焦点になると指摘した。国会同意人事については、「新しい議院運営委員会のルールは許されない、国民の知る権利を奪うと報道されているが、マスコミの報道のあり方も同時に問われていると訴えたい」と述べた。
このほか簗瀬参院国対委員長、福山哲郎参院政審会長、平田健二参院幹事長、小川勝也参院議院運営委員会理事がそれぞれ報告に立った。
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