鳩山由紀夫幹事長は1日、長野県第1区総支部長の篠原孝衆議院議員、北澤俊美長野県連代表と揃って須坂市内で記者会見し、記者からの質問に答えた。幹事長はこの中で、海上自衛隊のインド洋での給油活動継続に関連して、町村官房長官がアフガニスタン本土での陸上自衛隊の活動も検討の対象とする考えを示したことに対する見解を問われ、海上自衛隊の活動にも党が反対であったことに言及しつつ、「主として民間の協力の下で、アフガニスタンをより平和な国に変えていく姿が望ましい」と慎重な姿勢を示した。
また、問責決議案の提出に関する現在の考えを問われ、新しい月に入りガソリン価格がさらに上昇したことを指摘。須坂市内のガソリンスタンドでは、レギュラー1リットル176円という掲示を見たとして、「とてつもない価格」を受けてガソリン税の問題が再燃する思いがあると語った。
そういった問題や後期高齢者医療制度廃止法案の可決を事前に控えていること、参議院執行部の同意を取り付けることが必須ではあることを踏まえ、政府の対応をしっかり見極め、党内でも真剣に議論を重ね、提出を視野にこの1週間、そして最後の週に向けて攻勢を強めたいとした。
このほか地域医療対策や県内の候補者擁立に向けた状況、安全保障に関する政策協議の可能性、減反政策への見解などの質問に答えた。
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