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2008/06/04
野党4党共同で後期高齢者医療制度を廃止する街頭演説会を開催
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 民主党はじめ、共産、社民、国民新の野党4党は4日午後、東京・巣鴨のとげぬき地蔵商店街で、後期高齢者医療制度を断固廃止する共同の街頭演説会を開催した。

 高山智司遊説局長の司会の下、集まった約500人の聴衆の前で、森ゆうこ、中村哲治、谷岡郁子、舟山康江、友近聡朗、牧山弘恵各参議院議員、階猛衆議院議員らが、マイクをつなぎ、同制度の廃止を訴えた。

 次に渡部恒三最高顧問がマイクを握り、自身が後期高齢者医療制度の対象者でもあることから、「先日、自民党からもう君は死んでもいいよと辞令を頂いた渡部恒三です」と自己紹介。

 後期高齢者の代表として同制度の大きな問題点は心の問題だとし、「戦争で負けた貧しい日本をみんなが一生懸命働いて、アメリカと競い合う国にしたのが高齢者の皆さんである」と訴え、その高齢者の方々を息子や孫たちが元気で長生きできるように支えるのが本来の日本社会の姿であると力説した。

 しかしながら、小泉元首相が作って福田首相が守ろうとしている同制度を、渡部最高顧問は、「息子や娘や孫たちが『もうこの辺でいいよ』と催促する法律である」と人間の尊厳を傷つける制度だと叫んだ。さらに渡部最高顧問は、「こんな法律を作った政権を倒さなければならない」と強く訴え、演説を締め括った。

 また同演説会では、小沢一郎代表、羽田孜最高顧問、山岡賢次国対委員長、土井たか子元衆議院議長、志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首、自見庄三郎国民新党副代表ら、野党各党の代表者が参加。野党4党で行動を共にして、同制度の廃止を訴え、実現への支援を聴衆に求めた。

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