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2008/06/05
「国会閉会とともに議員全員選挙態勢に入りたい」岡山市の会見で代表
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 小沢一郎代表は5日夜、岡山市内で記者会見を行い、「国会閉会とともに議員全員選挙態勢に入りたい」と述べ、選挙モードを強調。次期総選挙での勝利に向けての決意を語った。

 小沢代表は、昨年夏の参議院選挙戦以来となる岡山県入りについて、まずは参議院選挙での圧倒的支援への御礼だと説明。さらに、今回の訪問では介護老人保健施設の視察などを含め、「有意義な時間を過ごせた」と述べた。

 視察の感想を問われると、高齢者の問題にはその仕組みにおいて医療と介護両面の問題があるが、過酷な労働現場を目の当たりにし、特に介護システムの立て直しが課題であると分析。そのうえで、「高齢社会においては社会保障政策とともに、高齢者の働く場所、仕組みをつくらなければならない」との持論を展開した。

 自身の母親について「もっと働かせればよかったと思っている」と振り返り、「人は誰かに必要とされているという意識が健康の最大の素である」との見解を表明。財政面のバックアップのみならず、高齢者が生きがいを感じ、その力を発揮できるシステムづくりこそが必要であるとの考えを示した。

 これに関連して後期高齢者医療制度については、民主党としては、4野党とともに廃止を求め、廃止し元に戻したうえで改めて老人医療政策を協議していくとしている点を、改めて語った。

 次期衆議院総選挙の時期については、今秋から年初を視野に入れながらも、いつ選挙になっても戦えるよう、国会閉会とともに戦時体制に入りたいと表明。中国ブロックでも過半数の議席獲得が至上命題だと述べた。

 また、岡山3区における無所属の平山赳夫氏との選挙協力の可能性については、「今の自公政権がだめだという人全員が協力し、平山氏、新党を含めて状況を見極めながら最終結論を出していく」との方針を語った。

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