簗瀬進参議院国会対策委員長は、6日午後の定例記者会見で、参議院本会議での自民党の対応について、「完全に野党化している」との感想を語った。
そのうえで、岩本司厚生労働委員長の解任決議の反対討論に立った家西悟議員が訴えた「2年前の強行採決を謝罪すべき」との弁を引き、ここがすべての出発点であり、いまや国民がその総意として後期高齢者医療制度の廃止を要求しており、それに応えることができたと、本会議での後期高齢者医療制度の廃止法案の可決の意義を語った。
また、福田首相への問責決議案について、その内容は福田内閣を総括したものになるだろうとの見通しを示した。
さらに、提出時期について、「何があってもいいように準備している」として、国会の現場を預かる身として人道的な法案の扱いなどを考慮していることを明らかにした。
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