小渕首相が出席して行われた２月２９日の衆院予算委員会の締めくくり総括質疑で、民主党からは横路孝弘・生方幸夫・坂上富男・池田元久の４人の衆院議員が質問に立った。

●首相は説明責任を果たせ――横路議員

　まず、この日の一番手として民主党ネクストキャビネットの横路孝弘予算・決算担当大臣が、構造改革や財政再建、雇用問題、越智前金融再生委員長の辞任、予算の補助金や公共事業予備費など、全般にわたって小渕首相を追及した。

　横路議員は冒頭、「首相にとって大事なのは、国民にいまの国情を説明し、政策の方向性と内容を示すことだ」と政治家の説明責任の重要性を強調。